筆者と愛すべき祖父と演技
ええもぉ
色々と言いたいことはあるんですが
じじぃのわがまま*1
これだきゃなんとかならんもんでしょうかねぇ。
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此処より以下は筆者のリアル愚痴となります。不快感を及ぼす恐れがありますので各人の判断で読むか読み飛ばすか判断して下さい。なお、本内容に対する苦情は受け付けられません。
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昨日は祖母の十三回忌なので菩提寺で経を読んで貰わないと
ならんわけですが、じじぃは行きたがらないわけです。
つーか、このじじぃはことある毎に月々の墓参りも口実を作って
行こうという誘いを断るんですね。
その度に父が怒ってとばっちりがこっちにくるのがなんとも・・・・
曰く。
『 行きたいけれど足が痛い 』
『 行きたいけれども腰が痛い 』
『 行きたいけれども腹の調子が悪い 』
極めつけは
『 行きたいけれども入れ歯が痛い 』
そりゃ関係ねーべ? っつか歯が痛くても墓参りはできるだろうよ?
と言うかオノレは入れ歯で歩くのかそりゃ「万国びっくり人間ショー」でも
優勝を狙えるだろうね。
入れ歯が痛いって言うけれどそもそも歯医者に行きたがらないのは
あんたの自己責任であって私らが責任を負うべきもんでもなかろうに
それに歯医者は歩いて数分の所じゃないか保険証だって持たせてるだろ
歯医者に行きたがらない理由は恐らく自分が嫌いな食べ物が食卓に乗った時に
「硬くて食べられない」と口実をつけて食べずにすませようとするのに好都合だから
という理由もあるんじゃないかと見ているんですがどうですか?
なにしろ圧力釜で炊いたふにゃふにゃの蓮根ですら
『 硬い 』
あぁそうですかそうでしょうねではこの牛肉はもっと硬いからよしておきましょうね
すねやがった。
そんならぶりーなじじぃをなんとか墓参りに連れ出したはいいけれど危なっかしい
足取りで思わず支えてしまいましたよあたしゃ。
全体重かけるなじじぃ。
腕を握って離そうとしないのはどういう魂胆だ。
お陰でこっちは墓参りが終わる頃には腕は軋むわ腰は疼くわ・・・・・・・・・・・
『 墓参り終わったから皆で食事でもして帰るか 』
ちょっと待て。
筆者の手を振り切ってさっさかと歩き出すじじぃの後ろ姿が目の前に。
杖を振り回すなって。
さっきまでその杖と筆者の腕に縋りついてよろめいていたのは一体なんだったんだ?
翌日。
筆者は腰痛が再発して寝込みましたとさ。
【 じじぃの本音 】
『 わしゃ先が短いんだからもうすぐ自分が入る墓なんぞ見たくない 』
【 筆者の心の声 】
『 貴方の先が短かければそれだけ皆の先が長くなるんですから。 』
*1:実の祖父